交換教師として10年間オーストラリアで英語を母国語とする人々に日本語を教えた経験から、外国語教育、つまり日本における英語教育の独特な教授法を編み出した。それは日本語と英語の違い、そして英語を話す人々と日本語を話す人々の考え方の違いに着目して形成された、島田式英語教授法(汽車ぽっぽメソッド)である。
オーストラリアから帰国後、他の英会話スクールで経験をつんだ後、自分自身の英会話スクールを開校。従来の学校にはない独特の教授法である汽車ぽっぽメソッドを試みた結果、驚くほどの成果を上げた。常時500人から800人の生徒が感動と楽しさを持って英語を学び、挫折することなく、50%前後の生徒が2年も3年も継続している。
ロコモ―ティブ(汽車ぽっぽ)メソッド
汽車ぽっぽメソッドの考え方では、S.V.O.(S=主語、V=動詞、O=目的語)こそ英語の幹であり、これを徹底的に頭に叩き込むことによって、英語が習得できると主張します。英語はS.V.O.の世界なのです
。英文を列車に例えると、命令文以外のすべての英文は、機関車(S.V.)がなければ走りません。機関車が英文全体を牽引します。機関車の部分を憶えてすらすら言えるようにすれば、英文は自然と口から出ます。
一方、 日本語はO.V.の世界です。 例えば、「銀座へ行きました(GINZA go)」「魚を食べました(Fish eat)」。このことが日本人にとって英語習得を難しくしています。この障壁を乗り越えることが一つのカギです。英語の語彙が中学程度であっても、超初心者でも、汽車ぽっぽメソッドならば、かなり詳細で複雑な情報を表現することができるようになります。すなわちS.V.O.の文型を半年間、徹底的に訓練することです。
金づちの人が、一度にクロール、平泳ぎ、バタフライなどを習う必要はありません。自分のできそうなもの、平泳ぎなら平泳ぎを徹底的に訓練することによって、身体の浮かせ方、息の吸い方、前への進み方など、身体が自然に悟ります。このコツは、クロールなど他の泳法に共通します。
同じことが言語についても言えるのです。

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